被害者に後遺障害が残った場合

交通事故で被害者に後遺障害が残った場合、損害賠償の項目としては、逸失利益と慰謝料、重篤な場合は将来の介護料があります。賠償の算定はまず等級を定めて、その等級によって金額が変わってきます。まず逸失利益は事故前の年間の収入額をベースに、等級によって何%の労働能力を失ったかを算定します。1級から3級まではだいたい100%、5級で79%、12級で14%、14級で5%といった具合です。等級の内容によっては全く労働能力を失うことがないと考えられることもあります。逆に等級の基準以上の労働能力を失ったと考えられることもあります。この金額に年数をかけることになりますが、将来の収入を一括してもらうことになるため、利息部分を控除します。やり方は年数分のライプニッツ係数をかけて算出します。この中間利息の控除は年5%で算出されますが、昨今の利息事情とはかけ離れたところがあります。このため近い将来に実態の金利とより近づけるために、年5%ではなく年3%をベースに、毎年見直すという方向に変更される予定です。慰謝料も等級に応じて決まった額が支払われます。大体100万くらいから1級の場合は3000万位になることもあります。

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